『Tableau Reader』で出来ることをまとめてみた

以前、Tableau製品の一覧表を作成したのですが、それぞれの製品について詳しく書くことはできなかったので、少しずつまとめていこうと思います。

データ可視化ツール「Tableau(タブロー)」とは |Tableau Knowledge

今回は、Tableau製品の中でも異彩を放つ『Tableau Reader』について、
・「他の製品との違いは何なのか」
・「結局なにが出来るのか」
を整理していきたいと思います。

『Tableau Reader』の立ち位置

無料の共有用製品

『Tableau Reader』はTableau製品の中では分析結果の共有用の製品に分類されます。そして、誰でも無料で期限なく使用することができます。共有用の製品ですので、『Tableau Desktop』の様に、データを取り込んで分析用のビューを作成することはもちろんできません。実際の画面は以下のようになっています。

『Tableau Desktop』では画面左側に配置されている「データペイン」や「マークカード」等が表示されておらず、ビューに変更を加えることができなくなっています。その分、ビューは大きく表示されていて、分析結果は見やすくなっています。また、カードとして表示されているフィルターや、データのドリルダウンは可能です。
共有用の製品には他にも『Tableau Server』や『Tableau Online』がありますが、これらはサブスクリプションで年間使用料が掛かってしまいます。それでは、『Tableau Reader』と『Tableau Server』や『Tableau Online』との違いは何なのでしょうか。

『Tableau Server』、『Tableau Online』との違い

『Tableau Server』、『Tableau Online』と『Tableau Reader』との違いは、共有方法の違いです。それぞれの共有方法を以下に示します。

●『Tableau Server』、『Tableau Online』での共有方法
どちらもサーバー上での共有になります。
『Tableau Server』はオンプレミスサーバーでの共有、『Tableau Online』はTableau社が用意したクラウドサーバーでの共有です。

●『Tableau Reader』での共有方法
ファイルでの共有になります。
データやビューの全ての情報を含んだ「パッケージドワークブック」という形式のTableauファイルを共有することで、分析結果の共有をすることができます。

この共有方法の違いは、セキュリティ面に影響を与えます。

『Tableau Server』、『Tableau Online』はサーバー上での共有のため、利用者に対して個別で権限設定をすることができます。権限設定の項目は多岐に渡りますが、その中で今回注目するのは、データへのアクセス権限です。データへのアクセスを許可しない限り、分析対象のデータ(基幹データ等)を抜き取られることはありません。つまり、データの漏洩リスクを最小限に抑えることができるのです。

一方、『Tableau Reader』は、データを含んでいる「パッケージドワークブック」をメール等の手段でメンバーに送り、分析結果を共有するため、万が一ですが、共有メンバーを誤って指定してしまった時などに、第三者へデータが漏洩してしまうリスクがあります。(「パッケージドワークブック」からデータを取り出すことは可能です)

『Tableau Reader』で出来ることのまとめ

『Tableau Desktop』で作成した「パッケージドワークブック」を読み取ることができる。しかし、「パッケージドワークブック」には分析対象のデータが含まれているので、共有する際には十分に注意する必要がある。

『Tableau Reader』のダウンロードはこちら


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